資格で年収を増やす奥の手とは?
資格のランキングをつくり、その分析を年収な難易度の点で分析することを通じて、前のページまでで
たくさんの資格をご紹介してきましたが、これらの資格を取り上げたのは、年収の増加やキャリアの上昇に
結び付けられる方法があるからです。
このサイトでは特に、法律や金融、不動産といったジャンルに属する資格ばかりを取り上げていますが、
「ずぶの素人でも目指せる資格」「勉強法を間違えなければ、時間を何年もかけなくても合格できる資格」
「年収の増大のチャンスがある資格」……といった条件だけで選んでいるのではありません。
これらの資格は(ちょっとずつですが)勉強する領域、そして仕事を実際にするときに担当する領域が
重複していますね。ここからわかることはどんなことでしょうか?
実は、これらの資格のどれかを取得してから、もうひとつ(またはふたつ)次の資格を受けようとする人たちが
ときどきいます。ようするに、これらの資格は受験するにしても勉強内容に共通点も見出せますし、
仕事をするときにも役立つ部分が多いため、ふたつ以上持っている(俗にいうダブルライセンスですね)と
さらに年収やキャリアが開花する資格でもあるのです。
もう少し具体的に書いたほうがいいでしょう。
「行政書士」として働く人が「社会保険労務士」「FP」「宅建」をとることがありますし、
「社会保険労務士」として働く人が「行政書士」「FP」「宅建」をとることがあります。
「FP」としてやっていきたい場合は、特に独立を計画している場合だったらやはり
「行政書士」や「宅建」をとる例は珍しくありません。
また、「宅建」と「マンション管理士」は、同じ不動産の世界で使われる資格であることもあって
相性もよく、当然年収やキャリアの上昇に役立ってくれる資格同士だと書くことができます。
これらの資格を複数開講している学校や通信講座を使っていれば、勉強もしやすくなることは
いうまでもありません(同じフォーマットのカリキュラムにもとづいて勉強させてくれますから)。
……どれかの資格を目指す段階では、ダブルライセンスのことまで予定する余裕もないのが当然ですが、年収や
キャリアの将来的な急上昇を実現したいという意欲が少しでもあるなら、なるべくこれらの資格を一緒に
開講しているところで勉強するといいでしょう。